EV組み立てを計画 西ジャワ州プルワカルタ県で 仏シトロエン
仏シトロエン現法のタン・キム・ポーCEO(最高経営責任者)は24日、同社は今年第2四半期以降、電気自動車(EV)の組み立てを予定していると発表した。地元メディアが伝えた。
組み立ては、西ジャワ州プルカワルタ県で華人系財閥サリム・グループ傘下の自動車大手インドモービル・グループが保有する工場となり、現地調達率は20~40%を目指す。同工場では現在、独フォルクスワーゲンの車を生産している。
1994年にインドネシア市場から撤退したシトロエンは22年に再参入。昨年8月、ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)に出展した。
インドネシアではこれまで、フランス、インドから完成車輸入で5車種を販売している。うち2車種はEVの小型スポーツ用多目的車(SUV)のE−C3とE−C4となる。(坂田恵愛)