政府とJICA 南北線開発の議事録署名 MRT
政府と国際協力機構(JICA)は11日、大量高速鉄道(MRT)東西線の開発に関して、ジャカルタ特別州内を中心に運行するフェーズ1事業の討議議事録に署名し、2024年の着工方針を確認した。地元メディアが報じた。
MRT東西線は、19年3月に日本政府の円借款を受けて開業し、延伸工事が展開されている南北線に続く事業。東西線の総延長距離はバンテン州タンゲランのバララジャ・西ジャワ州ブカシ県チカラン間の84・1キロで、中央ジャカルタのタムリン駅で南北線と交わる予定。日本政府はこれまでに、東西線建設の基本設計、実施促進事業を通じて後押してきた。
署名に立ち会ったブディ・カルヤ・スマディ運輸相は多面的に交通開発を実施する必要性を強調。「プロジェクトが予定通りに完了し、地域社会が発展するよう願っている」と語った。