学び得た創造性を競う 職業高校31校から112チーム参加 デジタル技能発表会
西ジャワ州ブカシ県の職業高校「ミトラ・インダストリMM2100」で18日、同州政府教育局が州内の職業高校を対象に実施するデジタル技能発表会「オクトーバー・デジタル・クリエイティビティー(ODC)」が行われた。
参加したのは、同州17県9市にある職業高校2905校から31校112チーム。審査を通過した18校26チームが決勝に挑み、3カ国語(インドネシア語、英語、日本語)対応の配膳ロボットを作った同校3年のムハイミン・アルタフさん、ザルファ・ユアンドウ・プトリさんら4人が優勝した。
ムハイミンさんによるとロボットの構想を練るのに1カ月、制作に2カ月を要したという。ザルファさんは「他のチームが100点なら、80点というのが事前の自己評価。自信を持てなかったが、優勝した時は驚いた」と喜びを語った。
ODCは2018年から、ミトラ・インダストリMM2100で始まり、今年から西ジャワ州教育局との共催となり、州内の職業高校を対象としたイベントに拡大した。
ミトラ・インダストリMM2100の創設者のひとり、小尾吉弘氏は「参加した生徒全員が創造力を持って新しい未来を切り拓いてほしい」と語った。