ロビーを「ミニ博物館」に 開業61周年記念事業 ホテル・インドネシア・ケンピンスキー

 インドネシア最古の五つ星ホテルとなる中央ジャカルタのホテル・インドネシア・ケンピンスキーで8日、開業61周年を迎えた記念イベントが開かれた。ジャカルタ博物館パートナー財団の協力を得て、絵画やバティックなど歴史的なアート作品をロビーに展示、「ミニ博物館」として一般公開も始まった。
 この日の会場はスカルノ初代大統領が61年前にテープカットをして開業を宣言したラマヤナ・テラス。ジャカルタ博物館パートナー財団の関係者らが参加し、インドネシアの歴史とともに歩むホテルの61年を映像で振り返った。
 一方、ロビーで始まった作品展示はワヤン展示を中心とした2019年に続き今回が2回目。今年のテーマは「ヌサンタラ」で、作品はジャカルタ特別州内の3つの博物館から借り受け、バティックは国内各地から集めた芸術品だ。絵画も独立に向けて団結する国民などを描く貴重な作品ばかりで、解説はQRコードで若年層にも届くよう、工夫した。
 展示作品は絵画・スケッチが26点、バティックが20点の計46点で、今月末まで公開する予定という。(アウリア・アナンダ)

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