COMAC、事務所開設 初の海外拠点 ジャカルタ
中国・上海を拠点とする旅客機メーカー、中国商用飛機(COMAC)は7月31日、ジャカルタに駐在員事務所を開設した。同社初の海外拠点となり、インドネシア市場における事業展開の強化を図る。地元メディアが報じた。
COMACは昨年12月、トランスヌサ航空に国産リージョナルジェット機「ARJ21」を海外初輸出。同社の賀東風董事長によると、同事務所は今後、5月に商業運航が始まった同社の中型旅客機「C919」の売り込み攻勢をかけるという。「C919」は米ボーイング社の「737」の競合機種となる。