「コンストラクション国際賞」受賞 東急不動産 ブランズBSD

 東急不動産はこのほど、現地法人東急不動産インドネシアが開発した大型集合住宅「ブランズBSD」が、日本企業による「質の高いインフラ」を称える「JAPANコンストラクション国際賞」を受賞したと発表した。
 同社が開発を主導したブランズBSDは、ジャカルタ中心部から約25キロのブミ・スルポン・ダマイ(BSD)地区の中心エリアにある総戸数1256戸の分譲コンドミニアム。立地に優れ、高速道路の出入口、イオンモールインドネシア1号店、ホテル、コンベンションセンターなどが集まり、今後も開発が期待される。地域の風土に合わせつつ日本の技術や製品を導入している。
 JAPANコンストラクション国際賞は国土交通省が主催する。日本企業の海外での競争力強化などを目的に2017年に創設された。6回目の今回は、建設プロジェクト部門5件、中堅・中小建設企業部門2社、先駆的事業活動部門2件が表彰対象となった。
 ブランズBSDは長期的な不動産価値の維持・向上のための長期修繕計画を導入、遮熱性能の高いガラスや日系メーカーのLED照明採用、消費電力の抑制といった環境負荷低減の取り
組みを展開。地域住民に向けた新型コロナウイルスワクチン無償接種イベント開催など、地域に根ざした活動も評価された。
 東急不動産は1975年にインドネシアに進出し、これまでに約5千戸の戸建住宅の開発を手掛けている。

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