エルニーニョで農産物生産低下 56万平方㍍で干ばつ被害予測 シャフルル農相
シャフルル・ヤシン・リンポ農相は13日、国会第4委員会(農業・水産・林業担当)で答弁に立ち、エルニーニョ現象が続く可能性が高いとみられる今年、干ばつによる農地被害は56万〜57万㌶に達する可能性があると述べた。
シャフルル農相はまた、エルニーニョ現象が農地火災や農作物の収穫現象を誘発する可能性が高まっており、「生産性は15〜20%の低下が予想される」と述べた。
この対応策として、政府は干ばつの影響を受ける可能性のある地域を特定。予測される被害の深刻度によって地域分類し、農業機械を提供して作付け速度を急いだり、高温や乾燥に耐性のある品種を提供するなど、エルニーニョ現象が招く影響を最小限に抑え込む方針という。(アウリア・アナンダ)