地表温度の上昇確認 新首都建設の東カリマンタン州 気象庁
気象庁(BMKG)はこのほど、新首都「ヌサンタラ(群島)」の建設が進む東カリマンタン州で、国内最大レベルとなる地表温度の上昇を確認したと発表した。過去40年間の累積データから割り出したもので、「土地利用の変化が(地表温度が上昇する)原因のひとつだ」と分析している。
政府の首都移転計画によると、2024年までに完成させる第1期工事で6700㌶を開発。このうち2900㌶が政府主導で建設する官公庁の関連施設となって工事の進ちょく率は29%となるが、その大半が森林伐採などの生態系の変化がともなうという。(リリス・イラワティ)