観光業回復に貢献 ポケモン 空飛ぶピカチュウプロジェクト
ゲーム企画会社のポケモン(東京・六本木)は中央ジャカルタのホテルで30日、国営ガルーダ・インドネシア航空と観光省、スマートフォン用アプリ「ポケモンGO」を開発した米国のナイアンティック・ラボの4者で「そらとぶピカチュウプロジェクト」に関する協力覚書を締結した。
2021年にスカイマークとのコラボから始まった同プロジェクトは、台湾やシンガポール、韓国の各航空会社と先行実施している。
同プロジェクトは社会的活動(CSR)の一環で、新型コロナ禍でダメージを受けた観光業に貢献。人と人、人と地域を結び、旅の楽しさとワクワクを再び届けたいという。
この日の会見でポケモンの福永晋執行役員は「目標は純粋に世界中の人にポケモンを楽しんでもらうこと。(観光客が)楽しんで、観光地にお金が落ち、観光業が盛り上がれば、このプロジェクトの成功だ」と語った。
機体の塗装デザインは検討中で、開始時期や開催地などの詳細は近く発表する。路線については国内・国際線の両方を予定している。(青山桃花)