【新生活特集】「在留届をお忘れなく」 佐藤昌博領事部長 在インドネシア日本大使館

 インドネシアには現在、在外公館に在留届を提出している在留邦人は約1万6000人いる。
 外国に住所または居所を定めて3カ月以上滞在する日本人が提出する在留届は、在留邦人数を把握する上で大切だが、邦人数を知るためだけのものではない。
 在留届が提出されていないと、大災害、事件、事故など緊急事態発生時に安否確認や日本の家族への連絡ができない。
 3年前のコロナ禍による中国・武漢からの退避や、今年では内乱激化によるスーダンからの退避も、在留届の情報を元に連絡をとり、実現した。
 このように在留届には、在留邦人の安全にとって重要な役割があり、届け出後も電話番号など連絡先に変更があった時や帰国の際には、必ず変更届けをお願いしたい。詳細は日本大使館のホームページを参照。

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