乗員乗客6人が人質 KKBがハイジャック 機体に放火
パプア州ンドゥガ県のパロ空港で7日、着陸直後のスシ航空SI9368便から出火した。武装組織「西パプア民族解放軍」(TPNPB)が火を放ち、「武装犯罪集団(KKB)」が犯行声明を出した。地元メディアが報じた。
機内にはニュージーランド国籍の操縦士や乳幼児を含む6人が搭乗していた。KKBのセビィ・サンボム広報担当によると、TPNPBは操縦士らを人質に取ってパプア独立の承認を要求した。
パプア州警のマティウス・ファキリ氏は「KKBの反撃が続いており、機体に近づけない」としており、乗員乗客の安否は不明という。(センディ・ラマ)