模範演技を披露 セコム現法 警備業記念式典
セコム(東京都渋谷区)の現地法人セコム・バヤンカラは30日、ジャカルタ警視庁で開催された第42回インドネシア警備業記念日式典で、同社警備員49人が警棒と手錠操法の模範演技を行った。
同記念式典はコロナ禍で21年から開催を見送っており、警棒・手錠操法競技会が最後に行われた20年に優勝した同社が演技を披露した。
模範演技を披露した同社警備員のエリ・スハエリさん(38)は、「舞台に立ったメンバーとは同じ工場を警備する仕事仲間。練習は終業後に重ねてきた」と嬉しそうに話した。式典にはジャカルタ特別州内の警備会社80社から390人が参加した。インドネシア警備業協会には約1600社が登録され、式典は各地で行われた。
式典でファディル・イムラン警視総監は、治安維持に対する警備員の日ごろの努力に感謝するとともに、地域の安全のため警察活動への協力継続を求めた。(坂田恵愛、写真も)