11月の外国人観光客数 前月比3.19%減 中央統計局
中央統計局(BPS)は2日、2022年11月の外国人観光客数が前月比3・19%減の65万7300人だったと発表した。22年1~11月の合計は458万人に達した。
前月と比較し外国人観光客数が減少した理由に、同局のマルゴ・ユウォノ長官は「11月にバリで開催された20カ国・地域首脳会議(G20サミット)中、バリへの定期便運航が制限されたため」とし、一時的要因であると説明した。
前月比では減少したものの、15万600人にまで落ち込んだ前年同月比では336・50%増となり、新型コロナ禍と比較し大幅に観光客が回復している。
国別でみると、シンガポールが9万9390人、マレーシアが9万9380人と並び、オーストラリアが7万9400人と続いた。
一方、11月の全国の星付きホテルの客室稼働率は前月比6・58ポイント増の54・41%となった。
22年11月の空路による国内線乗客数は、460万人を記録して前月比1・06%増となった。しかし、国際線乗客数は前月比5・21%減となる。