受刑者1万4057人を減刑 クリスマス恩赦 法務・人権省
法務・人権省のリカ・アプリアンティ広報官はクリスマスイブの24日、全国で模範囚として認めたキリスト教徒の受刑者1万4057人に恩赦を与えたと発表した。同日中に95人を釈放したという。地元メディアが報じた。
対象者を州別でみると、北スマトラ州2872人、東ヌサトゥンガラ州1867人、パプア州1295人が上位3州となった。4州以降は公表を避けた。
新型コロナウイルス禍で生活困難に陥った貧困層向けのスンバコ(生活必需品)配布に関わる贈収賄事件で有罪判決となり、タンゲラン市の刑務所に収監されたジュリアリ・バトゥバラ前社会相も恩赦の対象となり、禁錮12年が1カ月減刑された。(長田陸)