【小さな記者たち】すべて手作り…‼ インドネシアの隠れた伝統 サリナ

 「このトゥヌンという伝統的衣装は、機械によって自動化するのではなく、機織り機で織っていることに魅力がある」。サリナ・デパート(中央ジャカルタ・タムリン通り)に取材へ行った際に、バティック(ろうけつ染め)やトゥヌン(織物)を売る店の店員、ジュリアンさん(24)がそう教えてくれた。
 そして、実際に織る作業の一部を体験させてもらった。織る作業では、台の上で横に長いバーのようなものを引いたり押したりするのに加え、足元のペダルを踏むという動作を繰り返して織っていく。手作業ですべて行うため、1つを完成させるのに3週間~1カ月というから大変である。
 このようにしてできた「トゥヌン」とは、バリ島など多くの地域で親しまれている伝統織物。トゥヌンには様々な種類があり、服やズボン、スカーフ、バッグなどがあるそうだ。また、地域によって素材や柄が違ったり、環境に応じたデザインになっているのが特徴的である。
 僕がトゥヌンを初めて見たとき、同じく伝統衣装のバティックと似ていると感じた。ジュリアンさんによると、バティックとの違いは模様、柄にあるそうだ。バティックはスタンプのようなものを使ったり、手で描いて模様をつける。それに対しトゥヌンは織って模様をつけている。
 最近は現代風のバティックやトゥヌンが作られるようになってきているそうだ。ぜひイベントや式典などで着てみるのはどうだろうか。(ジャカルタ日本人学校中学部2年 尾﨑祐翔、写真も)
=おわり

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