出稼ぎ労働者数回復へ 労働相 1~10月で14.7万人
イダ・ファウジア労働相は今年1〜10月の海外への出稼ぎ労働者が14万6955人にまで回復したと発表した。出稼ぎ先は香港が4万8599人で最多となり、次いで台湾が3万6430人、マレーシアが2万4932人と続いた。地元メディアが13日付で報じた。
これによると、イダ労働相は「香港、台湾、マレーシアでハウスメイド、介護労働者が大部分を占めている」と述べた。
一方、海外出稼ぎ労働者保護庁によると、出稼ぎ労働者の送り出し数は2019年に27万7489人と高台を記録。しかし、新型コロナの影響で20年に11万3436人、21年7万2624人にまで落ち込んだ。コロナ対応にともなう渡航規制が大幅に緩和される中、海外出稼ぎ労働者数は回復に向かっている。
また、日本への出稼ぎ労働者数は19年に486人、20年753人、21年359人だったが、22年1〜11月間で5298人。国・地域別の出稼ぎ先でみると、19年には17位だったのが22年11月では6位に急浮上した。