スウェーデンと趣意書 バス電動化で協力 トランスジャカルタ
スウェーデン政府が5日、公共バス「トランスジャカルタ」を運営するトランスジャカルタ社と、同社のバス電動化を支援するため、趣意書(LOI)に調印したと発表した。地元メディアが伝えた。
同社のアナン・リズカニ・ヌル総務秘書によると、スウェーデン政府は電動バスの充電インフラ整備や技術移転を行う。
協力期間や支援額など詳細は未公表だが、アナン氏は「2023年第1四半期(1~3月)に協力が始まるよう願う」とスウェーデン側の積極姿勢に期待感を表明した。
トランスジャカルタは来年中に電動バス300台の導入を計画しており、30年までに全車両の電動化を目指している。現時点で中国の比亜迪(BYD)製の電動バス30台を運用。今後はスウェーデンからの支援も受け、技術のベストミックスを目指すようだ。(長田陸)