ボールが繋ぐ国境 東京ヴェルディ イのサッカー底上げを

 日本プロサッカーチーム(Jリーグ)の東京ヴェルディは中央ジャカルタ・スナヤンのブンカルノ競技場(GBK)のサッカーコートで3〜4日の両日、ランス・ヌサンタラFCとパクアン・シティFCでサッカーを学ぶ10〜20歳の約60人にコーチング・クリニックを行った。東京Vが海外でサッカーを教えるのはインドネシアが初となる。
 4日は練習テーマに「協力」と据え、東京Vが持つ育成力を活かして狭い空間でボールを繋ぐことや相手選手と一対一になった場面で相手を観察し裏をかく技術などを伝えた。
 子どもたちについて松本哲男コーチは「みんな私の目を見てうなずきながら話を聞く。前向きな印象を受けた」と述べた。
 東京V強化部の齋藤祐太ビジネスディレクターは「インドネシアサッカーを底上げしたい」と来年以降も継続する考えを示した。(青山桃花、写真も)

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