マレーシアと良好関係維持 アンワル首相が公式訪問へ 外務省
29日付の地元紙レプブリカによると、外務省のトゥク・ファイザシャ報道官が、マレーシアの新首相に就任したアンワル・イブラヒム氏が近くインドネシアを公式訪問することを明らかにした。
報道官は来イ日程など詳細への言及は避けたが、アンワル氏は滞在中、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領との首脳会談に臨むとみられている。
同報道官は会見で「両国はともに良好な二国間関係を維持することに意欲的である」と指摘した。インドネシアは来年、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国を務める。
マレーシアでは19日に総選挙が行われ、アンワル氏が率いる野党連合が最多議席を獲得。同氏は24日、第10代首相の座に就いた。同総選挙では四半世紀近く首相を務め、国の発展は日本を手本としたマハティール元首相(97)が落選した。