東南アジア最大の防衛展示会 JIエキスポで開幕
東南アジア最大級の防衛産業展示会「INDO DEFENCE EXPO」が2日、中央ジャカルタの国際展示場(JIエキスポ)で開幕した。コロナ禍の影響で2020年以降は開催が見送られてきたが、国防省は2年ぶりの再開を決めた。
開幕式典には、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領のほか、プラボウォ・スビアント国防相、国軍のアンディカ・プルカサ司令官らが出席。海外からは駐在武官ら多くの軍関係者や専門家が出席した。
今年の同展示会は「平和・繁栄・強い防衛」がテーマ。「強い防衛力なくして平和と繁栄を実現することは難しい」(プラボウォ国防相)とのメッセージを込めた。プラボウォ氏によると、同展示会には60カ国から約905社が参加している。
展示会は11月5日まで開かれ、3~4日の入場は軍関係者に限定されるが、最終日の5日は一般開放される。入場は無料。(センディ・ラマ、写真も)