都市鉄道事業で協力 JR東日本と覚書締結 MRTジャカルタ

 大量高速鉄道(MRT)を運営するMRTジャカルタは10月31日、JR東日本と都市鉄道事業の開発協力に関する覚書を締結したと発表した。MRTジャカルタが自社ホームページで明らかにした。
 これによると、両者は▽鉄道の運営・維持管理についての計画や準備をするためのコンサルティングサービス▽乗り継ぎエリアの開発▽予備部品や装備の供給▽DXソリューション▽知識の共有——などの分野で協力していく。
 MRTジャカルタのエフェンディ取締役(運営維持管理担当)は、「覚書の効力は1年だが、150年の歴史あるJR東日本からは学ぶことは多く、これからも良好な関係を築いていきたい」とし、JR東日本との協力に期待感を示した。
 エフェンディ氏によると、同社は近日中に東京で公共交通指向型都市開発(TOD)フォーラムを開催する予定で、これにJR東日本を招待したという。

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