日本文化体験で学校紹介 子ども21人参加 BJS
バンドン日本人学校(BJS、西ジャワ州バンドン市)で22日、「日本の夏」をテーマに日本文化を体験する学校行事や授業を現地校などに通う子どもや保護者に紹介するオープンスクールを行った。今年は盆踊りのほか、スイカ割りや流しそうめんなどを紹介。また、BJS小・中学部の児童生徒は模擬店を実施した。
オープンスクールには在校生12人に加え、この日に他校から見学に訪れた子ども9人も参加した。
盆踊りでは、小学部1~2年の児童が交代に叩く太鼓に合わせ、保護者ら加わって参加者全員が踊った。小学部4~6年の児童が担当した模擬店では手作りの割り箸てっぽうを使った射撃を子どもたちが楽しんだ。
中学部の生徒が準備したピンポン球入れで高得点を出し、ゲーム後には手作りの景品をプレゼントされ、喜ぶ子どもたちもいた。最後には子どもたち全員でスイカ割りや流しそうめんを体験した。
児童生徒会長で中学部2年の髙須勇治くんは「準備は大変だったけれど、来てくれた人たちがとても楽しそうに参加してくれて嬉しかった」と達成感を感じたようだった。また、見学のためこの日来校した有馬みずきさんは「流しそうめんが体験できてとても楽しかった」と話した。
BJSでは来年1月にも2回目となる日本文化体験活動を計画している。