調査委、大統領に結果報告 主な原因は催涙弾 サッカー場暴動

 モハンマド・マフッド政治・法務・治安調整相は14日、東ジャワ州マランのサッカー場で起きた暴動について、大勢の死者を出した主因は、軍と警官が発射した催涙弾とする調査報告をジョコウィ大統領に提出したと発表した。地元メディアが報じた。
 調査結果をまとめたのは、大統領命令で設置された調査チーム。マフッド氏は「催涙弾を発射した後、群衆が(出口に)押し寄せ、多くの死者を出したことは間違いない」と説明した。
 また、同調査チームは国家警察と軍に対し、サッカー場で混乱が起きた際に鎮静化する手段として催涙弾を使用しないよう要請した。
 これを受け国家警察のデディ・プラスティヨ広報部長は「今後、催涙弾を使うことはないだろう。新たな安全基準作りは国際サッカー連盟(FIFA)の安全基準を参考にする」と話した。
 暴動が発生した時に軍と警官が発射した催涙弾によりサポーターがパニックに陥り、出口に押し寄せたことで群衆雪崩が発生。132人が死亡し、死因の多くが窒息死または圧死とみられる。

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