州警本部長に異動命令 国家警察長官 サッカー場暴動に触れず
国家警察のシギット・プラボウォ長官は10日の会見で、東ジャワ州警のニコ・アフィンタ本部長の異動を発表した。ニコ氏は今後、国家警察の文化・社会担当専門スタッフに配属される。地元メディアが報じた。
ニコ氏の後任には、西スマトラ州警のテディ・ミナハサ本部長となる。
国家警察のデディ・プラスティヨ広報部長は、ニコ氏の異動について「突然の異動は組織改革をするにあたり自然なことだ」と説明した。同州マランのサッカー場で1日、警察の過剰警備が群衆雪崩を誘発し、多くの犠牲者を出した事件との関連については触れなかった。
国家警察はこれまでにマラン県警のフェルリ本部長のほか、9人の地元警察幹部を更迭した。
一方、現地の病院発表によると、死者は1人増え、132人になった。