【ジャカルタ日本祭り特集】しなやかで力強い音を ギャラクシー 在留邦人ビッグバンド
ジャカルタ日本祭り(JJM)で15日、インドネシア在留邦人ビッグバンドの「ギャラクシー」がfXスディルマンのステージパフォーマンスに登場する。
インドネシア最大の音楽の祭典「ジャワ・ジャズ・フェスティバル」に出場6回。名門ジャズクラブのブルーノート・ジャパンのグループ店となる中央ジャカルタ・フェアモントホテルの「モーションブルー」で3回の出演経験がある実力派バンドでJJM出演も常連となる。
同バンドを引っ張る服部恒朗氏(63)は「結成30周年という節目にJJMに出演できることは光栄なこと。当日は楽しく演奏したい」と語った。
スイングジャズ、ビッグバンドジャズを代表する「カウント・ベイシー・オーケストラ」の曲を中心に6曲を演奏し、観客をジャズの世界へ導く。
スイングジャズとはアメリカで誕生した耳なじみの良いメロディーが特徴のダンスミュージックで、ビッグバンドジャズとは15~20人の演奏形態を指す。
また、世界的ヒットを果たした「コーヒー・ルンバ」がインドネシアでも愛されていることから同曲も演奏する予定だ。
同バンドは現在、日イ混合のメンバーで17人が在籍。JJMへの出演当日はインドネシア人のボーカルによるしなやかで力強い歌声とメンバーが奏でるサックス、トランペット、トロンボーン、ギター、ドラム、ピアノなどが織りなす響きで会場を沸かせる。(青山桃花、写真も)