ワクチン在庫不足に 輸入遅れが原因 バリ州など
保健省感染予防・管理局のシティ・ナディア・タルミジ局長は6日、一部の州で新型コロナウイルスワクチンの在庫が不足していると発表した。海外から輸入するワクチンの到着が遅れているためとしている。地元メディアが報じた。
バンカブリトゥン諸島州の在庫は1219回分にまで払底。全国34州で最も不足していた。バリ州が4056回分、北カリマンタン州で8035回分と不足している。シティ氏は「在庫に余裕のある州から不足している州に分配する」と説明している。
6日現在、新型コロナワクチン1回目の接種率は約87%で、2回目は約72%となった。一方、ブースターの接種率は約27%に止まっている。