食品廃棄物を100㌧削減 観光創造経済省 100億ルピアの経済損失防ぐ

 観光創造経済省は食品廃棄物を活用したサービスを行うサープラス・インドネシアと共同で「持続可能な食品観光プログラム」を立ち上げた。今後、食品ロスや食品の無駄遣いなどを改善するため、ホテル業界などに協力を求めていく。地元メディアが報じた。
 計画によると、ホテル業界から出る2023年に廃棄されると予測される食品を100㌧削減させ、50億~100億ルピアの経済損失を防ぐ。
 国家開発企画庁の調査によると、国内の食品廃棄物は2000~19年で年間2300万~4800万㌧。1人あたり、年間115~182㌔だった。
 サンディアガ・ウノ観光創造経済相は「食品廃棄物は国内総生産(GDP)の5%を占め、年間551兆ルピアの経済損失を被るだけでない。食品廃棄物の焼却処分にともなう二酸化炭素排出量の増加にも繋がっている」と指摘。その上で「この損失は1億2500万人のエネルギー量に相当。世界飢餓指数(GHI)で21年に東南アジア3番目となった国として皮肉なことだ」と述べた。

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