州内でレッドゾーン拡大 コロナ感染者増加 ジャカルタ
ジャカルタ特別州保健局は9日、州内で新型コロナウイルスの感染リスクが高い地域「レッドゾーン」を拡大したと発表した。感染リスクの評価は隣組(RT)ごとに行われており、同日時点で州内28カ所のRTがレッドゾーンに指定された。7月は7カ所だった。地元メディアが報じた。
同州の新型コロナ感染者は7月上旬から増加傾向を示しており、1日あたり1000〜3000人の感染が確認されている。
指定RTの分布状況をみると、中央ジャカルタと東ジャカルタで2カ所、南ジャカルタで4カ所、西ジャカルタと北ジャカルタで10カ所となっている。
同州のアフマド・リザ・パトリア副知事は、レッドゾーンが拡大されたことを受け、「新型コロナによる死者は少ない。だが、危険性を軽視してはならない」と警鐘を鳴らした。