上回る残留農薬の基準値 インドネシア即席麺輸入禁止 台湾FDA
台湾の食品薬物管理署(FDA)は5日、インドネシアの即席麺「ミー・スダップ」が基準値を上回る残留農薬を含んでいるとして同商品の輸入を禁止した。日本とフィリピンの一部即席麺も規制対象となった。地元メディアが報じた。
各国の船舶計7隻が積んだ即席麺約4400キロが台湾税関に通関を拒否された。そのうちミー・スダップは約4070キロと最も多かった。
ミー・スダップを製造するウィングス・フードのマーケティング・マネージャー、カトリア氏は7日、「ミー・スダップは残留農薬を含んでいない。商品の輸入が禁止されたのは台湾とインドネシアの残留農薬の考え方が違うからだ」と説明した。ミー・スダップはマレーシアなど約30カ国に輸出されている。