マスク着用義務を再開 コロナ感染増で 副大統領
マアルフ・アミン副大統領は1日、屋外や開放的な空間におけるマスク着用義務を緩和する決定を撤回すると発表した。国内で新型コロナウイルスの感染者数が増加しているため。地元メディアが報じた。
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は5月、感染者の減少傾向を受け、マスク着用義務を緩和すると発表した。しかし、インドネシア医師協会(IDI)幹部などが政府に対し、時期尚早との判断から、着用義務を復活させるよう呼びかけていた。
マアルフ氏は「(感染者数が減少するまで)規制の緩和を取り下げる」と説明した。
国内で5月、オミクロン株の派生型の感染が確認された後、徐々に感染者数は増加。6月中旬ごろから全国で1日あたりの新規感染者数は1000~2000人と増えている。