口蹄疫流行下、9日は犠牲祭 家畜の健康確認を勧告 宗教相

 ヤクット宗教相は25日、国内各地で感染が確認されている牛や豚などの家畜が感染する口蹄疫(こうていえき)の流行を受け、今年は7月9日に予定されるイスラム教のイドゥル・アドハ(犠牲祭)の生贄となる家畜の健康確認を行うよう通達した。
 新型コロナウイルスの影響により2年連続で制限された犠牲祭だったが、今年も口蹄疫が原因で再び制限される形となった。
 宗教省は24日、犠牲祭に関する大臣回状(2022年第10号)を公布。同回状では、犠牲祭の集団礼拝を認める一方、これまで通りコロナ対策も行うよう勧告した。
 また、経済的余力があれば犠牲祭に家畜を捧げるのがイスラム教義に沿った対応だが、政府は「口蹄疫が流行中は無理しなくても良い」と国民に呼びかけた。口蹄疫の感染数が多い地域では、地域で生贄を屠るのは避け、食肉解体施設などに依頼することを推奨している。

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