公用車にEV導入 在外公館では初めて 在インドネシア日本大使館

 在インドネシア日本大使館が公用車として初めて電気自動車(EV)を導入した。世界各地に200以上ある在外公館の中で初めてとなる。この公用車を利用する同大使館の田村政美次席公使は27日、じゃかるた新聞の取材にEV導入の経緯などを語った。
 大使館が導入したEVは日産自動車の「リーフ」。2021年からEVの導入計画があり、4月に納車した。大使館駐車場に設置された専用充電器を使った普通充電の場合、8時間ほどで充電完了するという。
 EV導入の理由について田村氏は「インドネシアは20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の議長国。サミットのオフィシャルカーにEVを採用し、脱炭素化を訴えている。日本大使館が日本のEVを導入することで優れた技術を紹介、日本が脱炭素化に向けた努力をしているアピールの機会になる」と説明した。
 導入したEVのボディーカラーは赤色。田村氏は「インドネシアはメラプティ(紅白)の国。それを連想できる色にした」と話す。
 今後の追加導入については「まだ未定。今回導入したEVの使い勝手の良さや、車の買い替えのタイミング、予算などを考慮した上で決める。EVの追加導入が実現すれば、メラプティカラーのEVを導入したい」と語る。(長田陸、写真も)

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