国内初、フレンドリー認証店に コウジ・ゲンキ・カフェ 自閉症の人に安心の場所を

 南ジャカルタ・クバヨランバルの「コウジ・ゲンキ・カフェ」が23日、インドネシア初となる「自閉症フレンドリーカフェ認証店」の称号を得た。発達障がい者と優しく融合する空間を国内へ、世界へ発信していく。
 コウジ・ゲンキ・カフェは日本留学の経験がある父と日本人の母を持つ幸司サントソ衛藤さん(28)が切り盛りする。幸司さんは幼少期に自閉症と診断されたが、3年前からバリスタとして活躍、美味しいコーヒーで人々を癒やしている。
 同地での営業は25日までとなり、7月1日からテベットに移転。元残留日本兵の子孫らが組織する「福祉友の会」が「残留日本兵資料館」としてリニューアルする同会の事務所ビルで新たに潤いを提供する。
 今回与えられた自閉症フレンドリーカフェ認証店は、自閉症の方々や自閉症の子どもを持つ親が安心して過ごせる場所を意味する。
 例えば、声を発することが苦手な場合、机に設置した旗を振ることで店員を呼べるようにする。また、何かのきっかけでパニックを起こしてしまった場合、別室で安らげる空間を用意した。感覚過敏な人のためにヘッドホンの用意もある。
 認証を与えたのは米国で自閉症の方々の自立支援を行うアウティズム・キャリア・パスウェイズ。創設者メイシーさん(52)は「プロジェクトは始動したばかりだが、自閉症の人が安心してくつろげる場を作ること、適切な環境で適切な仕事ができるように手助けをしていきたい」と意気込んだ。
 幸司さんの母親である由美子さんは、「カフェ開店当初から自閉症の子どもを持つ親同士の情報交換・悩み相談の場になるよう目指してきたが、移転先では今まで以上に自閉症の人々への支援の場になればいいと思う」と話し、移転後も自閉症の子どもの職業訓練を受け入れていくという。

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