スエマエ、廣瀬ら勝利 田児は敗北 バド・インドネシアOP

 13日、ジャルム・インドネシア・オープンの本戦が中央ジャカルタのイストラ・スナヤンで開幕、日本人選手が出場した。
 チャン・スカ(世界ランク31位)と対戦した廣瀬栄理子(同24位)は1セット目は落としたものの、2セット目を奪取した。3セット目は序盤リードを奪われたが高い集中力で長いラリーをものにして流れを引き寄せ、2―1で勝利。タフな試合をものにした廣瀬は両手で大きなガッツポーズを見せ、日本人を含む観客がスタンディングオベーションでたたえた。14日に世界ランク1位のワン・イーハンに挑む。
 末綱・前田組(同8位)はスチー・リスキー・アンディニ、デラ・デスティアラ・ハリス組(インドネシア、同34位)と対戦し勝利した。観客は地元ペアの応援一色。シャトルを打つたびに「ヤー!」とプレッシャーをかける。
 両セットとも両者一進一退の緊張感のある試合となったが要所では前田・末綱組が落ち着いてポイントを奪取。末綱は「勢いのある相手だったが、勝てたことに意味がある」と話した。
 第6シードの田児賢一(同8位)は香港のフー・ユン(同27位)と対戦し、2―0で敗北する波乱の展開となった。田児は「自分の準備不足で相手が上手だった。この後のシンガポール、7月の五輪に向けてこれまで通り練習を続けていく」と語った。
 14日は2回戦が行われる。

■日本人選手の試合結果 (13日、イストラ・スナヤン)

 廣瀬栄理子2−1チャン・ス・カ
 橋本・平田2−0ジェルガン・コック、ピーター・ゾーナー
 佐藤・松尾1−2J.フィッチャー・ネルソン、C・ペデルスン
 末綱・前田2−0スチー・リスキー・アンディニ、デラ・D・ハリス
 田児賢一0−2ヤン・フー
 内藤・松尾2−0D・アランコソン、K・フォラフィチチャイクル
 池田・潮田1−2ヘ・ハンビン、ボウ・イェシン

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