みんなで汗かき一体感 3年ぶりの運動会 バンドン日本人学校

 バンドン日本人学校(BJS、西ジャワ州バンドン市)で18日、新型コロナウイルスの影響で見送られた運動会を3年ぶりに実施した。在校する幼稚部から中学部までの子ども18人と、この日、学校見学に訪れた子ども4人の計22人が汗を流した。保護者や教員も一部競技に参加して子どもたちと力を合わせ、一体感ある運動会となった。 

 今年の運動会スローガンは「心を燃やせ Great Sun ~最後まであきらめない~」。子どもたちは赤組と白組に分かれ、リレー、玉入れ、綱引きなどを行った。
 335対340の接戦で優勝した赤組代表で中学部1年の金川裕一くんは「楽しかった。代表として(チームに)声をかけ引っ張っていくことを頑張った」と振り返った。
 一方、白組代表で中学部2年の髙須勇治くんは閉会式で「負けたのは悔しいけど、(この思いを)今後の学校生活に活かしたい。来年は勝ちたい」と意気込んだ。
 保護者の男性からは「最近コロナがまた増え始め、心配な点もあるが、対面でのコミュニケーションは大切だと考えている。運動会の実施は賛成だ」との声があった。
 BJSでは4月以降、コロナ禍前と同様の形式で授業や学校行事を行なっている。同校の山田啓史校長は「これまでできなかったことを今年はやりたい。運動会は子どもたちが目標に向かって心を一つにできる行事。少人数でも子どもたちはそれぞれの立場を理解し、積極的に動いていた」と感慨深げだ。(長田陸、写真も)

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