新ナンバープレートに電子タグ 国家警察 6月中旬から導入
国家警察は、自家用車などの自動車登録番号標(ナンバープレート)の背景色を黒地から白地に変更し、電波によって非接触でデータを読み取るRFID(電子タグ)チップを搭載させる。早ければ6月中旬から始まる。
国家警察交通局のタスリム・チャイルディン副局長は、じゃかるた新聞の取材に 「6月中旬にはRFIDチップを組み込んだ新しいナンバープレートが使われ始めるだろう。日付はまだ特定できない」と述べた。
RFIDチップを組み込むことについてタスリム氏は、「奇数偶数制度を逃れようと、ナンバープレートを交換する悪質な行為はもう許さない」と強調。また、今回の変更で先行運用された監視カメラで違反車を取り締まる「エレクトロニック・トラフィック・ロー・エンフォースメント(ETLE)」が、より正確な映像分析ができるようになるという。
西ジャワ州ブカシ県チカラン車両登録局(SAMSAT)のベイト・フェルディナンド・ヌシムナハン局長によると、新ナンバーの登録局への配布は始まっており、登録費用はバイクが6万ルピア、乗用・商用車は10万ルピア以上と従来と変わらないという。(センディ・ラマ、写真も)