3年ぶりの対面入園式 全年間行事実施が目標 JJS幼稚部
ジャカルタ日本人学校幼稚部(JJS、バンテン州南タンゲラン)で11日、対面形式で入園式が行われた。入園した新園児は年少と年長合わせて58人。進級児を含めると今年度の園児は合計85人となった。12日からの保育を受ける。
入園式でJJS幼稚部の鈴木和彦園長は、「幼稚園はとても楽しい所。みんなといっぱい思い出を作ることを楽しみにしている」と園児たちに笑顔で語りかけた。
幼稚部が最後に対面形式で入園式を行ったのは2019年4月。国内で新型コロナが初確認された直後の翌20年4月は入園式を中止。しかし、今年度は新入園児の保護者の来園も認められた。徐々にコロナ禍前の状態に戻りつつあるようだ。
じゃかるた新聞の取材に、鈴木氏は「今年は年間行事をすべて行いたい。コロナの感染状況を見ながら、行事に保護者参加の制限を設けるなどの工夫をし、中止を避けたい」と今年度の目標を語った。(長田陸、写真も)