接種開始は8月目標 第1・第2相試験の許可 メラプティワクチン

 食品医薬品監督庁(BPOM)は7日、新型コロナウイルスの国産ワクチン「メラプティワクチン」について、第1・第2相試験の実施を正式に認めた。第1相試験には90人、第2相試験には405人が参加。3つのグループに分け、それぞれ異なる量のワクチンを投与するという。地元メディアが報じた。
 臨床試験が順調に進めば4月に第3相試験が実施される。
 BPOMのペニー・ルキト長官は7月中旬にメラプティワクチンの緊急使用許可(EUA)の取得が可能になるとしている。
 また、アイルランガ大学(東ジャワ州スラバヤ市)が進めるメラプティワクチンの開発に協力する、製薬会社ビオティス・ファーマスーティカルのスディルマン社長は、8月の接種開始を目指しているとした。
 1~2回目の新型コロナのワクチン接種のほか、3回目のブースター接種にも利用することができるという。(リリス・イラワティ)

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