新型コロナ変異株 オミクロン株で2人死亡 保健省
保健省の感染予防・管理局のシティ・ナディア・タルミジ局長は22日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染後、2人が死亡したと発表した。死亡したのは持病がある54歳の女性と新型コロナワクチンが未接種だった64歳の男性。地元メディアが報じた。
ナディア氏は「2人とも重症だった」と説明。しかし、2人の死亡原因とされる病名については言及を避けた。2人のうち1人は海外に渡航歴があり、1人は市中感染。また、死亡が確認されたのは北ジャカルタとバンテン州南タンゲラン市内の病院だという。
インドネシアでは21日時点で、累計1161人のオミクロン株への感染が確認されている。そのうち831人は海外渡航歴があり、282人は市中感染、残り48人については調査中だという。