テロ関与の被告に禁錮15年 ジェマ・イスラミア
東ジャカルタ地裁は19日、2002年10月にバリ島爆弾テロ事件に関与したとされる東南アジアのテロ組織「ジェマ・イスラミア(JI)」のズルカルナエン被告に対する判決公判で、禁錮15年を言い渡した。地元メディアが報じた。
ズルカルナエン被告は18年にわたり逃亡を続けていたが、20年12月、国家警察のテロ対策チーム(デンスス88)に潜伏先のランプン州東ランプン県プルボリンゴで逮捕された。
同テロ事件ではバリ州クタの繁華街にあるディスコなどが自動車に仕掛けられた爆弾で吹き飛んだ。300人以上が負傷し、日本人を含む観光客ら202人が犠牲となった。