首都移転法案を可決 国会 進む移転計画
国会は18日、インドネシアの首都移転法案を可決した。これによりインドネシアの首都は、ジャカルタ特別州から東カリマンタン州北プナジャム・パセル県に移り、政府は新首都の開発段階に入ることになる。地元メディアが報じた。
政府は17日、新首都の名前を群島という意味を持つ「ヌサンタラ」に決定。また、彫刻家のニョマン・ヌアルタ氏が6日、首都移転先の東カリマンタン州で建設される新たなイスタナ(大統領宮殿)のデザインを発表している。新年を迎え首都移転に関わる計画が大きく動き出している。
実際の移転は2022~24年、25~35年、35~45年と段階的に行われ、スハルソ・モノアルファ国家開発企画庁長官は、新首都への法的移転は24年に完了するとしている。