データセンターを開設 米アマゾン子会社
米ネット通販大手アマゾン傘下で、クラウドコンピューティングサービスを行うアマゾン・ウェブサービス(AWS)は14日、インドネシアにデータセンターを開設したと発表した。東南アジア地域では、シンガポールに続き2カ所目となる。地元メディアが報じた。
AWSによると、今後15年で約71兆ルピアの投資を行う。データセンターの施設管理費、地域企業からの商品やサービスの購入費用などに使われる。また、直接的なサプライチェーンとして施設メンテナンス、電気、通信分野で年間2万4700人の雇用創出が可能と見込んでいる。
AWSは2018年、ジャカルタに初めてオフィスを開設した。19年にはインドネシア人向けに、クラウドサービスに習熟した人材を育成することを目標とするプログラムを開始。政府と協力しながら21年12月時点で、約20万人を育成したという。