大統領、被災地を視察 スメル山噴火 集団移転で計画指示
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は7日、4日に噴火した東ジャワ州ルマジャン県のスメル山周辺の被災地を視察した。大統領は支援物資を自ら分配したほか、火山灰で埋もれた村などを巡った。地元メディアが報じた。
今回の災害を受け、ジョコウィ大統領は「移転が必要な住宅は約2千軒ある。政府は速やかに移転先を選定する」と説明。インフラ改善や支援物資の支給、医療体制も強化すると強調した。
7日夕時点でスメル山噴火で34人が死亡、17人が未だ行方不明となっている。また、住民3657人が避難生活を強いられている。