BJS、学習発表会を実施 全国大会出場決定も 幼稚部・小学部
バンドン日本人学校(BJS、西ジャワ州バンドン市)で11月27日、学習発表会が実施された。在校する園児と児童が、演劇やこれまで学習してきた内容を保護者と教員の前で発表した。学校側は新型コロナウイルスの感染予防のため、入校時に体温検査、部屋の換気などを行った。
今年のオープニングセレモニーでは、リズムダンス「Happiness is here」を披露。ダンスを通じ、BJSでみんなと授業ができる喜びや遊ぶ楽しさを表現した。
BJSの山田啓史校長は学習発表会を実施する意義について、「日々の学習の成果を保護者、他学年に発表することで、園児・児童一人一人が輝き、表現する楽しさを味わうとともに認め合う場を設けることができる。表現を創り上げる過程の中で、最後までやり通す力を育てる」としている。
学習発表会の最後には小学部の全児童が参加するリズムダンス「チャイム・リープ」を披露した。BJSは同ダンスを、日本の内閣府などが後援する第9回全国小学・中学校リズムダンスふれあいコンクールに応募しており、規定曲小学生部門で全国大会への出場が決定している。全国大会にはBJS以外にも日本国内の小学校7校、ナイロビ日本人学校(ケニア)を含めた9校が出場。大会はオンライン開催され、、TBSテレビ系列で放送されるという。
リズムダンスの指導を担当したBJSの西川勝二教諭は、「幅広い学年層の中で何ができるのか、どこまでできるのか、何カ月も悩みながら振り付けを考えた。子どもたちが頑張った成果が結果につながり、本当に良かった」と話している。(長田陸)