「人混みがない夜」実施へ 年末年始の密集防止 警視庁
年末年始に首都圏で密集の発生を事前に防ぐため、ジャカルタ警視庁交通局のサンボド・プルノモ局長は11月30日、「人混みがない夜」と題し、州内に警官を配置すると発表した。地元メディアが報じた。
実施地域について、サンボド局長は「市民が集まる可能性が高い、タムリン通り(中央ジャカルタ)、スディルマン通り(同)、アンチョール公園(北ジャカルタ)、タマン・ミニ・インドネシア・インダ(TMII=東ジャカルタ)、クマン地域(南ジャカルタ)、クマヨラン地域(中央ジャカルタ)などとする」と説明した。時間は12月31日午後7時~翌日午前4時まで。
道路の封鎖の是非に関してサンボド局長は、「実施しない。ただ、複数地点で通行許可所(SIKM)の所持を確認する可能性がある」と説明。通行資格については現時点での明言は避け、「SIKMの所持を確認するのか、新型コロナウイルスのワクチン接種を保健アプリで証明するのか、ステッカー(通行許可証)を車両に貼るのか。12月24日までに明らかにする予定」としている。
国家警察はまた、11月26日に12月20日~22年1月2日の間、州境などを越える際にSIKMの所持を義務化する方針と発表している。(長田陸)