ヤマハ総合優勝 マンダリカ WSBK
西ヌサトゥンガラ州ロンボク島のマンダリカ国際サーキットで19日、13戦目となるスーパーバイク世界選手権(WSBK)が開幕。21日、ヤマハの総合優勝が決まった。
第1~2レースではカワサキの「ニンジャZX—10RR」に乗る英国出身のジョナサン・レイ選手が優勝した。ただ、WSBK1~13戦の累計が564点となるヤマハの「YZF—R1」に乗るトルコ出身のトプラク・ラズガットリオーグル選手が、今大会の総合優勝に輝いた。
2015年から6連覇を果たしたジョナサン選手は累計551点で2位。レース後、「(総合優勝した)トプラクとヤマハにおめでとうの言葉を送りたい。来年の再戦を楽しみにしている」とコメントした。
12日にオープンした同サーキットでのWSBK開催は、インドネシアのオートレース史上に新たな1ページを開いた。ただ、期間中は大雨でレースは相次ぐ変更を強いられ、スーパーポールレースも中止となった。(ロンボク島=長田陸、写真も、8面に関連連載)