ずさんな管理体制
半年ぶりにスカルノハッタ国際空港(バンテン州タンゲラン市)を訪れた。第2ターミナルの入り口には新型コロナウイルスのPCR検査、または迅速抗原検査による陰性証明書を提示するエリアがあった=写真。ここで確認するのは、新型コロナのワクチン接種証明と、陰性証明書の2点。速やかに確認作業が終わり、中に入ることができた。
航空券を手に入れるためのチェックイン時にトラブルが発生し、航空会社の事務所を探すため、一度外に出ることになった。事務所の位置が分からず迷っていると、空港スタッフが、「この階段を登れば事務所付近まで行けるよ」と教えてくれた。指示通り階段を登ってみると、なんとチェックインカウンターエリアまで行くことができた。「(この階段を利用した場合)どこで陰性証明書を提示するのだろうか」。疑問が残った。
空港だけではない。新型コロナの感染拡大対策で、モールやオフィスビルに入場する際、保健アプリ「PeduliLindungi(プドゥリリンドゥンギ)」で接種の証明をする機会が増えた。ただ、地下の駐車場や建物の裏口から入る時、保健アプリでQRコードを読み取ることなく入場できたケースが何回かある。対応しきれていないのか、別の理由があるのか分からないが、厳しい規制措置を敷くぐらいならきちんと管理してほしいと思った。(じゃかかるた新聞=長田陸)
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