子ども用ワクチン、2種追加許可 シノファーム・ファイザー 保健相
ブディ・グナディ・サディキン保健相は8日、6~11歳の子どもに対する新型コロナウイルスのワクチン接種について、新たに中国医薬集団(シノファーム)製と米製薬大手ファイザー製ワクチンも認められたとした。これまで、食品医薬品監督庁(BPOM)は接種を中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製に限っていた。地元メディアが報じた。
ワクチンの投与量に関し、ブディ氏は「シノバックとシノファームは(これまでと)同じ。ファイザーについては10マイクログラムから3マイクログラムに減らす」と説明した。
ブディ氏は接種開始時期について、早くても2022年初頭からで「高齢者向けの接種を優先する」という。また、国民の50%以上が接種を完了している必要があるとしている。
保健省によると、国内で1回目のワクチン接種を終えたのは9日時点で1億2645万9285人(前日比106万4798人増)、2回目の接種を終えたのは8007万525人(同85万8050人)となっている。