新型コロナワクチン 90万~100万人の子どもに接種 ジャカルタ
ジャカルタ特別州保健局の病気予防・防止部、デウィ・オクタフィア部長は3日、90万〜100万人の6〜11歳の子どもに対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を実施する方針を示した。使用するワクチンは、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製としている。地元メディアが報じた。
ブディ・グナディ・サディキン保健相は10月、2022年から5〜11歳の子どもに対し、接種を行うと発言していた。一方、食品医薬品監督庁(BPOM)は11月1日、6〜11歳の子どもにシノバック製のワクチン接種を許可した。
ただ、子どもの接種に関する規定が保健省から発表されていない。また、目標接種人数について、オクタフィア部長は「(90〜100万人は)おおよその人数である」と説明。目標接種人数に変更がある可能性を残した。
子どもの接種について、保健省は中国医薬集団(シノファーム)製と米製薬大手ファイザー製ワクチンも使用する予定で、BPOMと臨床試験を進めている。