有給休暇取得奨励日を取り消し 人材開発・文化調整相 12月24日
「チュティ・ブルサマ(有給休暇取得奨励日)」に指定されていた12月24日の扱いについて、ムハジル・エフェンディ人材開発・文化調整相は26日、指定を取り消すと発表した。クリスマスと年末年始の人流を抑えることで、新型コロナウイルスの感染拡大第3波を防ぐのが目的。地元メディアが報じた。
また、政府は国家公務員に対し、年末年始に向けて有給休暇の取得を禁じている。ムハジル氏は一般市民に対しても「クリスマスや年末年始に帰省しないように」と呼びかけている。
政府はチュティ・ブルサマを取り消すほか、公共交通機関を利用する際、新型コロナのワクチン接種を保健アプリ「PeduliLindungi(プドゥリリンドゥンギ)」で証明、PCR検査による陰性証明書の提示を段階的に義務化させるなど、新型コロナ感染防止対策を行なっている。
ムハジル氏は、「国民の移動に厳しい規制を設けることで、人流の抑制ができることを願っている」と述べた。